大型施設の空調設備では、どんな設備が導入されるの?

大型施設の空調設備では、多くの異なる設備が導入されます。
その中でも主要なものを紹介します。

・空調機

施設内の空調を制御し、温度や湿度を調整するための装置です。
空調機は通常、冷房や暖房、換気の機能を持ち、空調設備の中心的な役割を果たします。
一般家庭では、エアコンとしてなじみ深いものですが、大型施設の場合はエアコンではなく、空調機を設置する形になります。

・配管とダクト

空調機から各部屋やエリアに空気を送り届けるための配管やダクトが必要です。
建物内に配置され、空気の流れを制御する重要な役割を果たします。
一般家庭だと、せいぜい4、5メートルの配管ですが、商業施設の場合は、数十メートルにも及ぶ配管ダクトが取り付けられています

・熱源機

空調設備に必要な熱源を提供するための装置です。
冷却水や暖房用の熱源を生成し、空調機や配管に供給します。
熱源機から熱搬送設備である冷温水ポンプなどを通じて冷却水や暖房用の温水を送り届ける仕組みになっています。

以上が、大型施設の空調設備に導入される主な設備です。
これらの設備が連携して運用されることで、快適な室内環境を実現し、施設内を快適な環境にすることができます。
また、省エネルギー運用や環境負荷削減を意識した設備になっているため、過度な負荷をかけることなく運用することができます。

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